床矯正(小児の歯並び改善)

『一般的な矯正治療』は、顎の大きさはそのままで 何本か抜歯して歯の並ぶスペースを作ります。
そのため 顎の成長が止まり永久歯に生え変わるのを待ってから始めることが多い治療法です。
対して『床矯正治療』は、顎の成長を促し適切な大きさに拡大することで歯の並ぶスペースを作ります。
前歯がうまく並んでいないと気づいた時が治療の開始時期です。『床矯正治療』は基本的に成長期のお子さんが対象の治療法です。永久歯の犬歯が生えかわるまでの小学校低学年が適期で、犬歯が生えかわる前と後では治療の難易度に差が生じます。

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写真のようなねじ付き装置で少しずつ(1ヶ月1mm)顎を拡げます。
その後必要に応じて歯を正しい位置に誘導します。この装置は簡単に取り外すことができるので食事や発音に差し支えある時は取り外せます。
装着時間は長いほど早く終了しますが、1日に12時間以上装着していれば治療は可能です。
装置を使用するとともに食事環境の指導、噛むトレーニング、悪習癖の改善等を組み合わせます。

顔の骨格の完成

男女ともに顔の骨は6歳頃までに約80%が完成します。その後10歳頃までの4年間は成長が減速します。
10歳~12歳頃に再び成長を始め、男の子は17歳、女の子は14歳頃に顔の骨格は完成します。

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歯並びが悪くなる原因

歯並びが悪くなる原因の多くは6歳までの顎の成長不足と言われています。
成長不足の顎を永久歯が並ぶ正常な大きさに拡大しつつ、噛む刺激を与えることが大切です。
正しく噛むことによって顔の骨全体に適度な力が伝わり、その刺激が成長を促します。
成長期の食事の仕方、呼吸や姿勢は歯並びに決して無関係ではありません。
床矯正は人が成長する自然の力を利用した身体にあまり負担をかけない治療法です。

床矯正費用のめやす

・検査診断料:30,000円 (口輪筋のトレーニング器具・舌筋のトレーニング器具込み)
 歯型模型採得・レントゲン撮影・写真撮影

・床矯正装置(1個につき)

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ねじ付き:60,000円
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ねじ無し:30,000円

 

・装置の点検と調整(月に1回):3,000円

・装置の修理・修正:2,000~15,000円(程度に応じて)

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『床矯正治療法』では生物学的機能療法(バイオロジカル)を本来の治療と考えており、装置を使った治療(メカニカル)はあくまで補助的なものとしています。
器具の力できれいな歯並びを手に入れても、正しい機能を身につけなければ元に戻ってしまいます。
機能訓練で期待通りの発育を得ることが出来れば装置の数は少なくて済む可能性があります。

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